もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

総務の相談

ネットの総務記事にこんな質問があった。定期昇給しても税金も増えることから手取りが減少する場合があることから、頑張りがいがない。業務に対してますますやる気が失せるという人がいる。どうしたらよいか。みたいな問い合わせ(事実上の文句に近い)があ…

徒然草151段

徒然草151段。これは身につまされるグサッとくる文章。50歳になっても上達しない芸事は無駄なのでさっさと諦めよ。そもそもその年齢では頑張っても無理。素質もない上にその年齢からでは費やす時間も多く取れない。往生際悪くいつまでタラタラやってんねん、…

7月連休に田舎へかえる

5年ぶり真庭市に。高速バスの遅延で乗り継ぎが悪く、タッチの差で電車時刻に間に合わず、津山駅では次の電車までに2時間30分!待つことになった。昼食がてら津山駅周辺を散策。津山は岡山第三の10万人規模都市であり、古くから岡山、米子、鳥取、姫路へと向…

知識が消滅していくことへの未練

ネットの投書にて、折角懸命に学んだ学生時代の知識や資格取得の過程で得た知識を今やほとんど覚えていない。知識がどんどん抜けていくのは空しい。世間の人はどうなのだろうか。あの努力は一体なんだったのか、という30代くらいの相談が掲載されていた。 コ…

苦手を克服することは尊いことなのかについて

苦手を克服することは一般論に於いて素晴らしいと思う一方で、そんな時間があるなら得意で好きなことを磨くべきという考えもある。苦手を克服してもマイナスが精々ゼロレベルになるだけで大して付加価値はつかないし、単に自己満足と思われるかもしれない。…

結論、達成感が必要

50を超えるとごくまれな一部の例外人を除いて気力体力集中力などが最盛期のそれよりも劣化するのが世間通説である。そうである、最近つとに感じるのは、会社業務に対して意欲ややる気が湧かないことである。しかも何をしているわけではないがそれなりに毎日…

いつまで頑張るのか

YouTubeでマスクド先生が問題提起していた。マスクド先生は同世代でブラック職場を転々とした後に個人で学習塾を運営されている。過ごしてきた時代背景が一致しているために話に共感するところが多い。 こんな話題があった。我々は一体いつまで頑張ればいい…

医師はバリウム検査を受けない

会社の健康診断で朝から胃バリウム検査を受けた。そしてその後事件が起こった。下剤センノシドを1錠飲んだが6時間経っても排出しない。これまでにこんなことは一度もなかった。心配になりもう1錠、予備の下剤を追加し水を飲みまくった。しかしでない。 以前…

メガネを新調した

最近左右の視力差が出てきた。何となく全体的に近眼が進んだようにも思ったのでメガネを購入することにした。妻もメガネもレンズコートがはがれ、そろそろ購入時期となっていたので一緒に新調する運びとなった。 京都四条のメガネチェーン店へ意を決して赴い…

ChatGPTさんに感想文を書いてもらう

最近話題のChatGPT。そのすごさを知るために感想文を書いてもらった。 お題:国語の宿題。太宰治「走れメロス」を読んだ感想文を書いてください。 ChatGPTさんはものの10秒ほどで以下の文章を書き上げた。 『「走れメロス」は、太宰治による短編小説の一つで…

世界の人口

世界人口が80億人を超えた。産業革命以降、バクテリアみたいな指数関数的な増加の仕方である。地球に意思があるならば、地球にとって最近出現してきた人類とはどんな存在なのだろう。癌?、ごみ?、神? ワシが小学生のころは46億人と習った。当時も人が増え…

次世代への継承

馴染みのある昭和の著名人が次々と没していく。ムツゴロウさんとか坂本龍一さんとか。生物である以上寿命はあり、順送りとは言え一抹の寂しさを感じる。と同時に人間って案外与えられている時間は多くないなと思ったりする。 少年老い易く学成り難しとはよく…

背割堤さくらまつりに行く

淀川河川公園にある背割堤(*)に3/25~開催されているさくらまつりを見に行った。関西の桜の名所で約1.4km続く桜トンネルが有名である。 開催当日で休日は激混ということを知っているのであまり気乗りはしなかったが、当日朝は雨だったことや気温も低くライ…

アンパンマン騒動

アンパンマンミュージアムが点字プレートの金属鋲(丸い凸のやつ)にアンパンマンの顔を混ぜるという遊び心を入れた。小さい子供が多くの点字プレートからアンパンマンを探し、見つけたら嬉しいとなる試みだ。 これに対して視覚弱者の方から安全上不適切ではと…

王将戦

注目度の高いシリーズであった。報道記事が勝っても負けても羽生九段視点で書かれていたものが多いような気もしたが、多少の判官びいきの心情もあるのだろう。結果は4-2で藤井王将の初防衛となった。 この間、藤井王将は名人順位戦も優勝して渡辺名人への挑…

副業解禁の動き

先日、ワシが働いている会社で副業解禁を検討のアナウンスが流れた。なんだか遅すぎる感じはするが、日和見的に周りを伺いながら世間のバッシングを受けないよう、付和雷同的な施策検討をする弊社らしい対応だと思った。このような会社がクリエイティブとか…

休日は暑かった

週末天気が良かったので循環器内科に寄った後に低山トレッキングのために松尾山に登ることにした。内科は血液検査の報告を受けたが順調に低いLDLを維持しており問題はなかった。 嵐山へ向かう阪急線は激混みであった。あたたかくなったので一斉に巣から出て…

最近熱中してるもの

最近仕事が面白くない(←前からやろー)ので、空き時間を見つけてある学術論文の解読を行っている。きっかけは、社内の技術報告発表会でサイクリックボルタンメトリー(CVと略)の話題があったので、懐かしーと思いながら論文を漁っていると面白いものを見つ…

トルコ地震

ちょっと前にトルコ地震があった。トルコはアルプス・ヒマラヤ造山帯の通過線上であるアナトリア半島に位置するために地震が多い。日本と同様に火山国、温泉国であることから自然の恩恵を得る一方、地震発生は避けがたい宿命である。 実際に世界で地震が多い…

現代人は余計な事を沢山学びすぎなんだろうか

陽明学の話。日本でいえば浪速の爆弾突撃隊・大塩平八郎や、諸君。狂いたまえ!と門弟に説いた吉田松陰と本当に狂ったように活動した門弟たちが真っ先に頭に浮かぶ。 陽明学の根本思想は知行合一である。知識と行動は一体。行動を伴わない知識など未完成であ…

賃金労働者のつぶやき

自分の身体以外に働く資本を持たない賃金労働者は、かつては低賃金・長時間労働の過酷な条件に対し、互いに団結し物理的結集をもって資本家と闘った。 昔は資本家(ブルジョア、会社側)vs労働者(プロレタリアート、組合側)という明確な対立構造が存在したが、…

異次元が続く

藤井王将vs羽生九段の世紀の一戦である王将戦が注目されている。将棋ファンだけでなくにわかファンからも視線があつい。若き天才・藤井王将のタイトル防衛とみる声が多数であるが、ワシは年齢が近い羽生九段を応援している。 2局目の解説を見ながら唸ってし…

皮膚科散歩

塗薬がなくなったので一か月ぶりに皮膚科へ行ってきた。相変わらず3分ほどのスピード診察ではあるが、仕方がない。じっくり時間をとって話を聞いたところで処方に変更はないし、生来の体質であるため病気が完治するわけでもない。したがってこちらもスピード…

春宵十話 岡潔 光文社文庫

久々に本屋で新刊を購入した。最近はほぼ図書館で借りているがなんか無性に読みたくなり衝動買いした。476円也。 天才数学者であり、それゆえに奇行が多いことでも知られる岡潔の随筆書である。ワシは何となく狂気じみた奇人変人が結構好きなのだ。それはな…

50才が研修を受ける

先日、会社で50才研修を受ける。今後どうやって残りの会社生活を送ればよいかを再考する機会にと人事が用意したもの。社内の50歳が集められた。社会課題となっているシニア社員の意欲低下問題なども気にしているのであろう。 (参考:ワシはプチシニアとなっ…

心折れそうなPython

会社が希望者に用意したe-ラーニング研修をわけがわからないままに朝の細切れ時間を使って続けてきた。当初はプログラム動作環境も複数あるために一体どれを使ったらよいのか、なんで複数あるのかも理解できなかった。やっとなんとなく見慣れてきたという状…

病院通い

ここ最近目が痒い。いつもは放っておくと大抵いつの間にか収まるのであるが今回はなかなか痒みが引かず、朝方目ヤニもでてきたので仕方なく緑内障検査で定期通院している眼科へいくことにした。 診断は想定通りにアレルギー性結膜炎。ステロイドと抗ヒスタミ…

アトピー体質の人に隠された「意外な能力」

2021ダイアモンドオンラインの記事である。意外な能力とはいったい何だろうか。興味津々。 アトピー体質「ヒスタミン度」をチェックをやってみた。半分くらい当てはまった。チェック多い人はもともとヒスタミン(かゆみ物質)を分解しにくい人。これが多いと…

サイゼリアへ行ってみた

とうとう待ちに待ったこの日が来た。セレブの外食、サイゼリアでの食事である。一度たらふく(鱈腹と書く)イタリアンを食したいと想像を巡らし以前から計画していたのである。 前日からメニューを穴があくほど熟読し、どれを食べるべきか、いや食べねばならぬ…

日本の近況

物価は上がっているが、賃金はマイナス。郵便局や銀行にお金を預けても実質目減りが起こっており、税金は増加している。円安ももれなく続いており、このままでは発展途上国になるのではとの議論があるがこれは極論。発展途上国とはまだ先進国のように発展し…