先週はぽかぽか陽気で近所に花見へ行きました。近くの公園にしゃがみ込んで蟻にみたらし団子の欠片をやってしばらくジッと蟻の行動を妻と一緒に見て過ごしました。
蟻にとって見れば人と比べると小さく有限の宇宙ではありますが彼らも健気に生きているのだと思いました。おそらく蟻たちはこの公園以外の外の世界を見ずに、またそのようなものの存在も知らずにその生を終えるのでしょう。
行動範囲は違えど人も似たようなものだと思います。自身の周囲から遠く離れた場所で起こることは全く知らないまま、その世界を見ることもない。自分の知らない世界が関与しない所で果てなく無限に広がっている状況というのは考えてみると恐ろしいと感じます。