もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

ChatGPTさんに感想文を書いてもらう

 

最近話題のChatGPT。そのすごさを知るために感想文を書いてもらった。

お題:国語の宿題。太宰治走れメロス」を読んだ感想文を書いてください。

ChatGPTさんはものの10秒ほどで以下の文章を書き上げた。

 

『「走れメロス」は、太宰治による短編小説の一つであり、物語の中心には友情や忠誠心、そして信念の強さが描かれています。物語は、悪政を敷く王様に反抗するため、自らの身を犠牲にして、友人であるセリヌンティウスを救うために、メロスが走り続ける様子が描かれています。

 物語の中で、メロスは様々な困難に直面しますが、彼の信念と忠誠心によって、最後まで友人を救うために走り続けます。この物語は、現代に生きる私たちにも多くの教訓を与えてくれます。特に、メロスが持つ信念や忠誠心の強さは、現代社会においても大切な価値観であると感じました。また、物語の中で描かれる友情の深さも、今でも多くの人々に共感を与えているのではないでしょうか。

 太宰治の文章は、非常に繊細で美しい表現が多く、読み手の心に深く刻み込まれるものがあります。物語の中で描かれる風景や人物たちの感情について、細部にわたって描写されているため、読者は物語の中に没入しやすく、非常に感情移入しやすいと感じました。

 総じて、「走れメロス」は、太宰治の代表作であるだけでなく、現代においても多くの人々に愛される作品であると言えます。私自身も、この物語から多くの教訓を得ることができ、心に深い感銘を受けた作品であると感じました。』

 

 おおー!!ワシが書くよりずっと上手いやん。これをコピーペーストして提出すれば宿題完了というわけである。学校関連者がレポート作成にChatGPTの使用禁止~!と騒ぎ立てるはずである。でもワシはどんどん使用すべきだと考える。禁止したところで便利なものである以上、食い止めるのは無駄なことだ。

 

 ChatGPTの使用禁止は世界史のラッダイト運動を思い出す。イギリス産業革命で生み出された機械によって仕事を奪われると恐れた熟練工労働者が機械を破壊しまくった運動とされている。壊したところでパフォーマンスでは機械に勝てないと言っているようなものだし、その後の歴史をみても機械でやった方がいいものは、わざわざ人の手でなく機械にまかせているではないか。

 

 今後はAIと人間とで業務のすみ分け、分業が加速するだろう。仕事を奪われて暇になった人間は何をすればいいだろうか?一日中ボケっとして過ごせばいいではないか。暇人同士が集まることで、またなにか新たな文明と称するものが生まれるやもしれん。人間の歴史ってこれまでもこんな感じでしょ。