常識とは、ある社会や時代において、大多数の人々が当然のこととして共有している知識や判断基準である。
最近、この常識ほど当てにならない言葉はないと感じる。仮に同じ社会を生きる日本であっても年齢や環境によってそれは大いに異なる。
運動部の部活の時、水を飲むな、日陰に入るなは常識だった。
勉強して高偏差値大学へ行って、名の知れた企業勤めを目指すのが常識だった。
サービス残業、休日出勤して会社優先にふるまうことが常識だった。
会社会議室では皆タバコを吸っていたし、新人が灰皿を掃除するのは常識だった。
散財や投資などせずに、一途に銀行貯金に励むことが常識だった。
どれもこれもかつての常識が今常識であるとは言えなくなっている。常識は時代によって変化していくのだ。
無意識に常識に固執し、引っ張られ、殻を破れない、思考の停止した人のなんと多いことよ。自身への戒めとしたい。