昨年夏にきちんと英語を読みたくなり、メルカリで入手した入門英文問題精講を読み始めた。2ヶ月ほどで2回くらい通して読み、なかなか面白かったので続いて、同じ著者の英文熟考(上)を新刊で購入した。新刊を書店でしかも英語本を買ったのは何十年ぶりだろう。
その上巻も先日ようやく読み終えた。巷の評判では入門精講と難度レベル的には同じような感じであるという。こちらも2回繰り返して英文熟考(下)を今少しづつ進めている。
ところで最近の英語翻訳技術のスピードがすごい。DeepLなどのツールを使えば海外論文や海外HPなどはたちどころに翻訳してくれるし、海外会議においても自動スクリプト化機能を使っているので、相手のしゃべる内容が同時に文章化されて表示されるためストレスは相当軽減された。iphone同時翻訳機能を使えば日本語を話せば、iphoneが英語に変えて発音してくれる。ドラえもんの夢の道具、『翻訳こんにゃく』が実現しつつある。
言葉は意思疎通の道具に過ぎないとあらためて思うと同時に、今まで英語学習に多くの時間をかけてきたのは一体何のためだったのかなと少し悲しくなる。この時間とお金をもっとほかのことに投資できればまた違ったことができていたかもと思ったりもする。
でもこれまでに支払った労力が惜しいものだから、サンクコスト効果によってワシも相変わらず英文をきちんと読みたいなどと思考してしまう。なかなか成長できない奴。