もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

アトピー体質の人に隠された「意外な能力」


 2021ダイアモンドオンラインの記事である。意外な能力とはいったい何だろうか。興味深々。

 

 アトピー体質「ヒスタミン度」をチェックをやってみた。半分くらい当てはまった。チェック多い人はもともとヒスタミン(かゆみ物質)を分解しにくい人。これが多いとアレルギー症状が出やすくなるが、もし脳内でヒスタミンが増えると記憶・学習を促進するらしい。そのためアトピー症状が治まると、ヒスタミンが脳内へと供給され、頭の回転がパワーアップするのだ。

 

 確かに時事メディカルの記事『アレルギーに関わる「ヒスタミン」が脳の活動を調節するしくみを解明~認知機能障害を改善する薬の開発に向けた取り組み~』を読むとそれらしいことが書いてある。忘れてしまった記憶が思い出せるようになるとかなんとか。

 

 なるほどワシの頭の回転がいまいちなのはヒスタミンが脳にでなく、アレルギー症状に使用されていたためである。そうだったのか。もしアレルギーがなくなれば、ワシの脳は覚醒状態に入り世界を変え、歴史に名を刻む偉業を残すかもしれん。でも秘密兵器であるこの潜在能力は、秘密のまま人生を終えてしまいそうな一抹の不安を感じている。

サイゼリアへ行ってみた



 とうとう待ちに待ったこの日が来た。セレブの外食、サイゼリアでの食事である。一度たらふく(鱈腹と書く)イタリアンを食したいと想像を巡らし以前から計画していたのである。

 

 前日からメニューを穴があくほど熟読し、どれを食べるべきか、いや食べねばならぬか、について考えていた。こういうのは計画段階が最も盛り上がるのである。

 

 近所のサイゼへ徒歩で赴いた。昼食時間を外していったため、待つことなく席までたどりつけた。2人で人気No1ドリア、ピザ、ペペロンチーノパスタ、有名なグラスワイン100円、ドリンクバーを注文した。速攻で平らげ20分で店を出た。税込み1300円だった(一人650円!なにこの安さ。)。まだお腹には入りそうであったが、他メニューも同じような感じであったのでもう十分という感じになった。

 

 サイゼリアは巷ではせんべろの店で有名になっている。千円でベロベロになるまで酔えるほど安価でお得という意味である。久々のアルコールだったのでグラスワイン1杯で酔っ払った。こうしてあっけなく、サイゼリアデビューは終わった。もういいでしょう。

日本の近況

 

 物価は上がっているが、賃金はマイナス。郵便局や銀行にお金を預けても実質目減りが起こっており、税金は増加している。円安ももれなく続いており、このままでは発展途上国になるのではとの議論があるがこれは極論。発展途上国とはまだ先進国のように発展しきっておらず、今後伸びしろがあり発展していく国を指す。

 

 日本は発展の途上ではないし、これ以上発展する見込みや伸びしろは冷静に考えてほぼない。いうならば現在の発展途上国なみに国のレベルが下がりながら衰退国の道を辿るというのが正しい。恥ずべきことではない。かつてはジャパンアズNo1といわれ世界の大国ではあったがいずれ衰退の時は必ずくる。

 

 世界史を振り返っても、勢いのあった世界に冠たるイギリスが、無敵艦隊スペインが、大航海の覇者ポルトガルが、世界商業の覇権を握ったオランダが今どうなっているのか、現世界でどんなポジションにいるのかをつぶさに見ればわかるというものである。永久継続する栄華はないのだと邦国の古典書、平家物語がずっと以前に喝破しているではないか。


 せいぜいできるのは本当の衰退国に落ちるまでの時間を稼ぐ措置だけである。多かれ少なかれ先進国はこのような悩みにいつか直面するが、幾つかの遅延方法があるので考えてみよう。


1、移民政策

 人口減を食い止め活気をもたらす策ではあるが、習慣文化や言語摩擦や宗教問題などに起因するトラブル増や治安悪化はまず避けては通れないと思われる。しかし最も現実性の高い方法でもあるのが辛いところ。成功例はどこだろう。問題抱えながらもまずまずというのは、カナダ、シンガポール、ドイツ、オーストラリア?などか。


2、24時間365日働く

 皆でくたばる直前まで働きまくって財を成し、再び豊かな国へと返り咲く。本当は他国のように生産効率を上げスマートに働くと書きたいが日本人にはたぶん無理だ。賢く働けない以上、その分時間でカバーするしかない。頭を使えないワシのような奴は体と時間を犠牲にするしかない、頭も体も使わない奴は達観するしかない、と昔から相場は決まっている。


3、とりあえず一旦あきらめる

 坂口安吾堕落論よろしく落ちるところまで落ちればよい。どん底を経験しそれから身の振り方を考えればよい。先の敗戦のように先人達は焼け野原の何もないところから奮い立ったのだ。ワシはこの案推し。落ちる準備はできている。

 

休日にマンガを読む

 

 『応天の門』というマンガを少しずつ読んでいる。アマゾンプライムで3巻無料なのがきっかけで、毎日3話づつ読める無料サイトを活用している。

 

 応天門ですぐに思い出すのは、大納言の伴善男による門放火事件、いわゆる866年応天門の変(野郎ろくでもない大納言、と覚えるらしい)で表舞台から失脚した事件である。現状では伴善男は白で黒幕は、他の勢力を排除し天皇周囲を同族で固めるために仕組んだ藤原氏の陰謀ということになっている。この事件をきっかけに藤原氏摂関政治の道を爆走することになる。

 

 このような中、同時代に活躍した若いころの菅原道真(阿呼という)、警察の在原業平を主人公にしたミステリー調の内容である。面白い。藤原良房藤原基経伴善男など一癖二癖ある人物が集い、権力渦巻く伏魔殿で行われる策略や駆引きの火粉が阿呼と業平コンビに降りかかる。シャーロックホームズとワトソンを彷彿とさせるよいコンビであるが、こいつらも人間臭くて何癖もある人物像として描かれている。とても後世に神様に崇め奉られるような感じではない。

 

 道真と同じように左遷っぽい感じの業務を行っている無味乾燥な会社生活に彩りを与えるものとして、マンガ進展が最近の日々の楽しみになっている。(ほかになんかないのか。)

 

 

 

 

 

 

ガラパゴススキル

 ガラパゴススキルとは特定の会社や職場でしか役に立たない業務スキルのこと。業務を通して将来のキャリアパスが見えずに、スキルが身につかないという理由で入社数年で転職する若手が多いよう。公務員だけでなく民間の会社でも増えていると聞く。


 最近珍しく飲み会があったのだが、入社5年の管理部門系の若手が日々業務は忙しいが、なんのスキルも身につかないので社内転職したいと愚痴っていた。イベントの物品発注や業者折衝、弁当手配から当日席配置、誰と誰を隣にするかで承認をもらうなど、こんなことしたくて会社に入ったんじゃねーということである

 

 しかも評価査定のため業務目標設定では上司からこんなこと上手くなっても社外では全く通用しないスキルだよねーといわれる始末。なめとんのかー、その仕事をふっとるのお前やろーと憤慨していた

 

 確かに営業なんかであれば数値がでるので成果や業績が分かり易いし、どこの会社でも使える対人営業スキルが身につく。一方でイベント対応係は上手く行って当然、不備があれば文句一杯言われる割に成果はイベントで発表する人たちにスポットライトがあたる。やってられんというわけである。

 

 この人はイメージとしてはアメリカのような会社を理想形として思い描いているのであろう。スキル習得して次の仕事へ転職、さらにそこでスキルを磨いて他社へ転職し、階段を上っていく。ジョブ型雇用かメンバーシップ型雇用かの考え方である。

 

 ジョブ型が「仕事に人をつける」のに対し、メンバーシップ型は「人に仕事をつける」制度で、日本は外資系を除き長年後者が主であった。そのため日本の会社というところは程度の差があれ似たような感じで大まかな棲み分けはあるものの、基本雑用でもなんでもやりますという感じだ。

 

 なので新卒雇用時にはその人のできることや専門性ではなく、一生懸命頑張ります、なんでもやります、元気と明るさが取柄です、人当たり良く周りとうまくやっていけます、飲み会でワイワイするのが好きです、みたいなので入社が決まることになる。最近はこれプラス、あなた何ができるの?という要素も多少昔よりも判断されるようであるが。


 そもそも理系の開発職であっても会社生活でそうそうスキルは身につかないと感じている(経験者は語る)。ワシも最初5年くらいはひたすら朝から晩遅くまで材料仕込んで混ぜて作って評価装置に入れての繰り返しだった。ときどき客からアホボケカスとクレームが来るので、おい技術部門、対応せよと言われ、すんませんすんませんと対応するくらい。何かスキルが身に付いたとは感じないし(じっと我慢の耐性は身に付いた)、忙しいけど慣れれば誰でもできるなーと思い、日銭を稼ぐためとはいえ、働くのがバカらしくなりモチベーションがすごく下がった。ここで得たスキル(とくにないんだけど)がその後に役に立つこともなかった。


 今いる会社でも同様で、配属がコロコロ変わるためスキルと呼べるものはなかなか身につかない。広く浅いものは役にはたたない。特に社外で役に立つかと言われれば全く立たない。会社にそれを期待するのはそもそも間違っているのかもしれないし、いい加減、会社の中で青い鳥を探しつづけるのはあきらめた方が良いのかもしれない。

 

 独自進化しているのならまだしも、ワシ退化しとる。。。涙

 

ハローウィンで思ったこと

 先日韓国で痛ましい事故が起こった。日本でも最近ハローウィン都心部で流行っているらしいので注意喚起がなされている。

 

 流行りとはいえ、そもそもなぜ日本で海外の祭りが根付きつつあるのか。日本人にとって特に意味や思い入れはないがビジネスの一環として業界が仕掛けたものだと思われる。

 

 古くはクリスマスやヴァレンタインなどもそうで、宗教的意味はないけどうまく毎年習慣化してくれれば、その金銭的な恩恵に与れる人もいる。例えばチョコレート業界にとってはヴァレンタイン期間の売り上げが年売上の13%を占めるので、誰がなんと言おうと死守して継続したいイベントなのだ。少なからず経済効果もあるのでやりたい人はやればいいという程度のものである。

 

 どうせなら日本らしく日本の祝日に合わせたものをやればよいのにと思わなくもない。例えば、9/15敬老の日はジジババが渋谷で念仏を唱えながら踊り狂うとか。毎年指定の衣装やグッズも抱き合わせ販売すれば高齢者数も多いのでよいビジネスになったりして。11/23は新嘗祭に合わせて朝昼晩おやつに米しか食わない、外食店も米しか提供しないとか。8/11山の日は大挙して近所の山に登るとか。山の日にトレッキンググッズをバッチリ揃えてみんなで登ろうという宣伝をみたことないな。

 

 でも隣の芝は青く見えるのだろう、ハローウィンで仮装したり、クリスマスケーキや七面鳥丸焼きを食いたいらしい。皆で精進料理でも食べればいいのにと思ったりもする。ちなみにワシはこれらの行事にほとんど興味がない。


 そういえば昔から行事やイベントには無頓着・無関心であった。古くは学校の全体行事(体育祭や文化祭とか)にもまるでやる気がなく、参画意欲が希薄な人間であった。一方でこういうのに俄然やる気を出すタイプの人種がいるがあまり仲良くはなれなかった。大人数で集まってワチャワチャするのが基本的に苦手なのだ。なんせワシの幼少期からの人生目標は”何もしない人”になることだったからである。

ビックマックを食べながら


 東洋経済記事にビックマック410円の貧しさをしらない日本人の記載があった。経済学者の野口先生である。各国の物価水準を知る指標としてマクドナルドハンバーガーであるビックマックの価格を比較するというものがある。

 

 ハンバーガーのレシピは世界共通なので、同じものをいくらで食べられるかを確認できる。高ければ相対的に裕福で低ければ裕福ではない国というひとつの目安になる。今ワシは先ほどテイクアウトしたビックマック410円(この間まで390円)を食べながら偶然この記事を見つけた。410円はもう少し足せば安食堂の定食が食える価格なので日本人にとっては特別に安いわけではない。実際にここにポテトやコーヒーなどを付けると700円ほどする。

 

 さて高額はスイスで949円、アメリカ738円である。韓国や中国でも460-480円するため、日本の異常さがよくわかるデータになっているとともに、日本もさほど裕福な国ではなくなったと実感できる。このようなことは日本にいると理解できず、外から見て初めて立ち位置が理解できる。このまま状況が続けば昔あったように舶来品は高価という時代が再来するかもと警鐘を鳴らす。海外旅行も生涯一度の高嶺の花になってしまうかも。