もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

世界の人口

 

 世界人口が80億人を超えた。産業革命以降、バクテリアみたいな指数関数的な増加の仕方である。地球に意思があるならば、地球にとって最近出現してきた人類とはどんな存在なのだろう。癌?、ごみ?、神?

 

 ワシが小学生のころは46億人と習った。当時も人が増えて食料や環境が大変でとかなんとか言っていたが、今やその比ではない。日本では人口が減って国が揺らぐと言っているのにいるところにはいるものだ。お金と一緒。

 

ourworldindata.org

Annual world population since 10 thousand bce

 

 今後急激に人口が加速する国はインド、ナイジェリア、パキスタンコンゴ民主共和国エチオピア、エジプト、フィリピン、タンザニアといった国。東南・南アジア・アフリカが牽引している。これらに特徴なのは気候が熱帯、亜熱帯という点である。人類発祥も確かアフリカであったし、文明発祥も気候に恵まれた食料のとれる地域で起こっている。

 

 しかし、これはどこまで伸びるのだろうか。国連経済社会局人口部は2100年頃に110億人で頭打ちではと推測している。地球で増えすぎた人口を何とかするために宇宙開拓を行い、宇宙移民政策を推進するというアニメ・機動戦士ガンダムのような世界観が現実味を帯びてきた。