もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

早期退職の誘惑

 最近、早期退職したひとのブログを読んでいる。年齢的には40後半から50前半で脱サラし、自由を手に入れたという内容が多いように思える。

 

 あるブログで完全リタイアして1年後、パートを行いセミリタイアを行なっている記事があった。働く働かないの選択肢の選択権を自ら持てるというのがリタイアで得た本当の価値であると言っていた。凄く分かる気がする。自分の意思で、というのが大事なのだ。今のワシは社会的圧力や生活維持に伴う経済的理由で仕方なく働いている事になる。個人の意思で働いている訳ではない。

 

 昔一時期だけ転職期間の狭間に無職だった期間がある。2カ月半くらいだっただろうか。この時は若かったので自由になった解放感と同時にどこかでレールから外れてしまったという多少の後ろめたさから引き篭もりになってしまい(季節も12月だったしね)殆んどの日をワンルームアパートで本を読んで過ごした。もったい事をした。普段出来ない旅行にでも行けばよかった。

 

 日々労働で時間と精神を削っている身からすれば早期退職は甘美な響きがある。国は税収を望むべく生涯現役で働けとほざいてるがとんでもない。働くのが幸福な人と苦痛な人がいるのだ。何もせずボーとするのが好きな人と嫌いな人がいるのだよ。

 

 まずはいつになったら退職出来るのか資産プランを考えるところから始めるとするか。

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自由の女神