もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

早期リタイア計画を妄想

 研究から事務管理部署への異動が決まって一年経ったが業務に面白味を全く見つけることが出来ず悶々とした日々。

 

 その一方で転職を想定しながらやりたい仕事、自分ができそうな仕事を物色していた(コロナ禍でネット上だけの調査になってしもたが)がこれといって見つからず。やりたいことって難しいね。ワシと同学年のホリエモンはそんなの簡単に見つかるじゃんっていうんだけど。やりたい事がわからない。就活前の学生みたいだ。

 

 自らの頭で何も考えずに長年日々過ごしてきたつけではある。20数年にわたるそれなりに忙しい社畜生活が思考の放棄にいよいよ拍車をかける。でも少数ではあるが自らの頭でしっかり考えて社畜生活から脱出している人間がいることも事実。あなたたち凄いわ、普通に尊敬する。ホントの意味で頭のいい人たちだと思う。若者はお勉強秀才でなくこういう人間を目指すべきだ。

 

 結局、労働者から思考と行動を奪い、殺さぬよう生かさぬよう適度に給金を渡しながら飼い慣らすことで、この国の社会に組込まれ、システム維持されているのだなあと最近身に染みて実感している。と同時に自分が全く能無しの何もできないポンコツ人間であることがよくわかった。(←もっと早よ気付けよ。遅いぞ。しかしこの非情な事実を学校や家庭はさっさと若いうちに本人に教え説くべきだよなー、ほんまに。)

 

 現在、早期セミリタイヤプラン計画の企画を構想中である。この数年で資産運用に関しては仕込める種は撒いてきたつもりではあるが、賭博ではないのでポートフォリオ形成にはそれなりの時間と知識が必要だとわかった。あと一つ肝心のやりたい仕事がホントにみつからない。かと言って年金受給まであと20年(ワシらの時は多分70才からだろう。健康寿命と同じやん涙)もあるぞ。過去7年間で、これまでに早期退職をしていった先輩方の事例をみると。。。。

  当時年齢

1.55才:パン作り修行の後、パン屋開業。それなりに流行っているらしい。

2.54才:喫茶開業。

3.54才:無職(独身でご両親も他界されているので自由気ままに暮らすと仰っていた。)

4.54才:大学院へ、収入無し。むしろ授業料必要か。

5.54才:高卒生に混じり1年間お菓子専門学校の後、観光地に喫茶店開業。

6.58才:ボランティア会社の起業

7.58才:無職

8. 50才:按摩マッサージ習得後、海外でマッサージ店開業

 

辞めてまた雇われ会社員やっとる人はおらんな。早くやりたいことを探そう。