もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

眼科検診に行く

 会社の年休をとって定例の眼科検診に6ヶ月ぶりに行ってきた。なんか最近病院実況の話題が多いな。致命的な病気が見つかっていないのは有り難いが、やはり色々とメンテが必要な年齢になってきているのを実感する。

 

 眼科検診は3年ほど前に会社健康診断で指摘された右目緑内障発症の疑いが発端である。当時の検査では右目外側下部の網膜の厚みが薄くなっているものの要治療まではいかず、経過観察として半年1度の専門医による眼底/眼圧/視野検査解析が必要になった。今回の検査でも幸い症状の進展や視野欠陥は確認されず、かろうじて発症疑いの状態で耐えていることがわかった。検査代金は3500円也。仕方がない出費だ。検査をさぼり知らぬ間に症状進行しているのが最もこわい。多少の視野欠陥はもう片方の目が補うので、自分で気付かないことが多い。自覚症状がでるころには相当症状が進行しているということである。それだけは避けたい。

 

 緑内障は多くの人が老化するに伴い発する症状である。放置すると視野欠陥が進み最終的には失明に至る。しかし、欠陥進行よりも寿命の進行のほうが通常は早いために、失明に達する前に寿命を迎えるそうである。人間の体はなかなかよくできている。このまま寿命が伸び続けたら一体どうなるのだろうというのが素朴な疑問ではある。

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