もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

眼科へ行ってきた

 

 緑内障疑いで定期検査へ行った。これまでの経緯はこんな感じ。

 

 大阪A眼科:4年前に会社検診で緑内障の容疑者となってから年1検査。少しずつではあるが視神経が薄くはなっている。3年前から年2回検査。微妙だが視野欠損見られぼちぼち治療開始を考えてもいいタイミング。


 治療はじまると目薬の調達など高頻度に通院することになるので通いやすいところがいいとの助言。助言を受けて眼科変更。


 京都B眼科・院長:前眼科の検査経緯を記した診断書は持参したが再度の緑内障検査。結果、問題ないことはないがすぐの治療は不要との診断。ただし定期検診は必要。


 京都B眼科・若先生:半年経過後再度検査。たまたま行った日が週一外来で来ている若先生。緑内障検査の結果、問題ないとの診断。ほんとに?次は1年後でOKよとのこと。


 京都C眼科:若先生の診断に多少疑問で眼科を変更し、これまでの事情説明し緑内障検査。
こちらも近眼強いため眼圧が多少上がり視神経圧迫されて薄くなっているがすぐの治療は不要、視野検査も正常で年1検査の観察で問題なし、との診断。


 なんと通常はあり得ないとされている視野欠損が復活し正常になってしまった。視野欠損検査は半球ドームに顔を突っ込み、ドーム壁面にランダムに強弱をつけた光点が見えれば素早くボタンを押すというもので、片目50点くらいプロットし、見えていない領域があるかを浮き彫りにするという極めてアナログな手法である。


 多少のゲーム要素もあるので検査慣れやその日の体調、どの時間帯に検査したかによっても多分結果は変わる振れ幅の大きい検査法であると素人でも感じる。


 ワシはこれまで10回くらいこの検査は行っているので慣れや要領という部分ではさほど差は出ないと思っているが、光ったときに素早くボタンを押すという反射神経は落ちているように思う。中には光ってもいないのに思わず勢いで指が勝手に動いてボタンを押してしまうといったこともあった。

 

 そのせいで本来人間が見えない領域(マリオット盲点という。盲点の語源だ。)で光が見えたことになってしまい、んなわけないやろーと眼科医に突っ込まれる始末。年々体力的に結果が不利になっていく検査だ。

 

 高齢の人はこの検査にうまく対応しているのか甚だ疑問はである。