もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

徒然草第十二段 同じ心ならん人と

久々に再開。

 

『自分と同じ心をもっている人がいると気心がしれ会話も弾むが、そうそうそんな人はいない。よって、多くの場合は相手に気を使いながら接することになるのでむなしく切ない。』

 

 どこかで書いたが、自分が見たものや聞いたことを相手も自分と同じように見ている、聞いていると思わない方がよい。見て聞いた情報がその人の脳に届くまでに各人のバイアスがかかって脳内処理されるために人によっては全く違ったものになってしまう。

 

 ワシも最初は話がかみ合わないと、むかついたり、腹が立ったり、物にやつあたりしたり、相手が阿保だと思ったりしていたが、最近は疲れるので、この人間はワシとは全く違う人種で違う世界の生き物なのだと思うことにしている。違う生き物なので話が合わないのは当然で、運よく合えばラッキーということにしている。そのほうが短い人生、楽に生きれるなー、なんでもっと早くこれに気づかんかったのだろうと思ったりする。