もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

もしかしてレム睡眠行動障害?

 

 先日睡眠中に何かと戦う夢を見た。夢の中で手を振り払ったときに、現実でも同じ動作をしていたらしく横の壁に手の甲をぶつけて目が覚めた。朝になって手の甲に青あざが出来ていた。

 

 睡眠中めったに夢は見ないが、ごくたまに見る。大抵は何かと戦っている夢が多い(相手はなんやねん)。大分前に見た前回の時は夢の中で相手にキックをしたときに勢い余って身体が回転しそのまま目が覚めた。妻もワシが横で暴れているので目が覚めた。寝言はなかったらしいがこれら以外にもたまにあったとのこと。全然知らなかった。

 

 ネットで調べるとレム睡眠行動障害の症状と酷似していた。睡眠中に夢体験と同じ行動をとってしまう病気で、普通に喋ってる様なはっきりした大きな寝言を言ったり、夢の中と同じ行動をしてしまう症状がある。目覚めればすぐに普通に戻り、夢と気づくらしい。50歳以降の比較的高齢の男性に多く、原因は明らかでない場合が多いが日常のストレスが多いと起こるケースが多い。ごくまれに中枢神経や脳の疾患の場合もあるらしい。

 

 あまりにひどいと治療の必要がでてくるが、薬としては禁酒、夕方以降のカフェイン禁止、睡眠薬の使用くらいしかない。要は眠りが浅いのでレム睡眠状態となり、夢を見るために睡眠薬でぐっすり寝ればよいということらしい。ワシはアトピー柴胡加竜骨牡蛎湯を半年以上飲んでいる。この漢方はイライラで体が痒く、アトピーがひどくなるのを抑えるために精神安定やリラックス作用のある漢方なのである。でも夢を見るということは睡眠が浅いということだ。今後漢方医に相談してみよう。

 

 ここ数年、コロナで外出禁止や在宅勤務、業務内容の変化などで確かにストレスは多かったかもしれない。ストレスは万病のもとである。人が見る夢と書いて、はかない(儚い)と読む。ワシを悩ますストレスや暗いニュースが儚いものであってほしい。