もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

数学ノート17冊目に入る

 気晴らしに週に2、3題数学の問題を解いている。前の報告では毎日1題だったがペース落ちてきた(最近いろいろと忙しいので)。気が付けばようやく16冊目が終了した。ノートの最後を飾る問題は古い東京大の複素数問題(1970年)であった。問題を見て気づいた。似たようなのやったことあるなー。前のノートを見ると千葉大学、芝浦工業大でほぼ類似問題が出ていた。ワンパターン問題というやつだ。

 

 一見、おっ!と思う良問は東大からスタートすることが多いようである。それを数年後に他の大学が真似して出題する。さらにそれ見て他の大学も出題する。どんどん拡散していき学習塾なんかも良く出る典型パターン問題として紹介するので解ける人口が次第に増えてくる。このようにして時間とともに全体の受験問題のレベルが底上げされる。私が受験生だった頃にやや難問と言われていたものが今では標準から下手すると基礎問題になっている。大学に関わらずこの手の受験問題に関しては時代が進めば進むほど受験生の準備が大変になる。出題問題の研究が進み、その内容が教育産業や書籍、ネットなどで拡散するからだ。

 

 ワシの場合は以前やった内容をすぐに忘れるのでいつまでたっても新しい心持である。単に成長してないともいう。まあそういう訳で17冊目に突入。

f:id:karesansui50:20201219081910j:plain

結構たまった