もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

福井に北陸新幹線

 

 北陸新幹線敦賀延伸が次年度オープンするに伴い、以前から物議を醸していた問題が熱くなってきた。それは敦賀以北の特急サンダーバード廃止に伴う関西・名古屋方面からの乗り換え発生問題である。

 

 これまでは京都や大阪、名古屋から福井・金沢まで直通1本で行けたのにも関わらず、敦賀駅で新幹線に乗り換えが必須+新幹線料金も1000円ほど値上がりする。かといって移動時間が短縮されるわけでもなく利用者としては二重に不便でしかない。一部反対運動が起きる中でJRは正式に廃止を決定した経緯がある。


 これによる波及は結構大きいように感じる。関西からの移動に関しては確実に足枷になる。旅行会社では減るであろう中京・関西方面からの旅行者にどう食い止めて対応するかを検討中であるらしいし、関西の大学はこれによって北陸方面からの入学者が減るのではと懸念する記事が上がっていた。

 

 一方、東京までアクセスが良くなるのは大きな利点で福井駅前は再開発が進んでいる。またこれまで通過駅であった敦賀駅がここぞとばかりにやる気を出している。以前敦賀駅に行ったときは酷かった。降りる人は誰もいない。駅前に人も開いている店も何もなかった。。。

 

 福井に住んでいた時はよくサンダーバードを利用した。福井駅もいつの間にか随分と綺麗になった。昔を知るものとしては少し寂しいものがある。次福井へ行くときは新幹線で行きたい。