もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

徒然第八段 世の人の心惑はす事

 

 『最も人を迷わすものは異性であり、心を愚かにする。久米の仙人は女子を見て神通力(飛行の術らしい、ホンマかね)を失ってしまった、まあ仕方ない』という内容。

 

 ワシと同世代の男はおばさんに、女はおっさんみたくなり、互いの差がどんどん小さく、あるいは逆転現象がみられるようになってきたので特に男女関係ないようになってきた。

 

 この内容は育成環境というのがとても大事であることを再認識させられる。今思えば幼稚園時から大学まで男女共学の環境にいたため、変に偏らずによかった。温室栽培でなく、いろんな種類の人間の中に放り込まれて雑草のようにグダグダに育つのがなんだかんだと最も神通力を維持できるのではないかと最近思う。