100円で35円のお菓子と45円のお菓子を買うとおつりはいくらでしょう、という算数の授業で低学年の児童から驚くべき質問がでたという。
『先生、おつりってなに?』
デジタルネイティブの若い児童はお金自体あまり使わない。支払いはpayや電子マネーで支払うものだと思っている。おつりはいくらでしょうではなく、電子マネーのチャージ残高はいくらでしょうであれば通じたのかもしれない。
そう言えば会社で新人と話していて分厚いものの例えで”電話帳みたいに”といったのだが、電話帳ってよくわかりませんと言われた。電話ボックスも最近見ないし、電話帳も置いていない。お前タウンページを知らんのかーと言いたくなった(言わなかった。パワハラになっては困るし、めんどくさい鬱陶しいおっさんと思われるのはもっと困る)が、知らないものは仕方がない。このように古い人たちは順番に消えていく運命なのである。
デジタルが始まり~ 僕らは生まれた~♪
お釣りーを知らずに~ 僕らは育った~♪
お釣りーを知らない~ 子供たちさ~♪
(『戦争を知らない子供たち』のリズムで)