もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

失われた30年と英国病

 かつて英国病というのがあった。1960~70年代に経済成長が長期的な停滞したイギリスをさす。世界の工場と呼ばれるほど優位であったが周りの国々に追い抜かれ没落した。

 これに手腕を振るったのが鉄の女、マーガレット・サッチャー。国民の恵まれすぎた社会福祉や雇用を止め、福祉切り捨てなどを行った。社会福祉と経済成長は相反するものではなく、適切な均衡と政策により両立をはかろうとした。

 

 それによる犠牲者も多く、良し悪しは意見が割れる。今の日本はこの状態。過去の英国病になぞらえて日本病と言われる。