もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

摂津峡へ行く

 

 三連休初日に高槻にある摂津峡へ行ってきた。摂津峡は将棋のタイトル戦の会場で有名な山水館がある。JR高槻駅からバスで20分程度で行ける自然溢れる景勝地である。

 

 張り切って朝6時くらいに出発した。誰もいないと思っていたが高槻からのバスはそれなりに人が乗っていた。おそらく摂津峡の横に大学があるために多分学生なのかもしれない。

 

 上の口バス停で下車、地図を見ながら渓谷入口を目指して進んだのだがなんか勝手がおかしい。どんどんマップとは異なる感じになってきた。まずい、早くも道に迷った。

 

 なんとバス停の位置が移動しており、市が出している散策ハイキングマップとは異なっていたのだった。やられた。幸先が良くない。

 

 人っ子ひとりいないなか、気を取り直してマップを見ながら先へ進む。すぐに芥川の渓谷の中に入った。高槻にもこんな場所があるのだと驚く。川では蛍が飛び、放流のアユ・マスがとれるらしく、夏には賑わいの地であるらしい。

 

 川沿いの道を進む。渓谷の岩がなかなかの迫力で亀岡の保津峡のイメージである。各所案内板やトイレも完備されており、スニーカーでも散策できる。

 

 途中のトイレに入ったが、男子トイレはドア完全オープンで外から丸見え。女子トイレは妻曰く、個室のカギが閉まらず、かつトイレットペーパーを引っ張ると一緒にカタツムリが出てきたらしい。このあたりも自然溢れる感じである。

 

 軽い事件はあったものの1時間ほどで公園広場に到着した。その間、誰にも出会わなかった。

 

 帰りは高槻駅まで歩くことにした。1時間ほどで繁華街まで出られる。先ほどの溢れる自然とは対照的である。