もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

アトピー履歴4

続きです

・社会人(~34才)

 仕事を辞めてからすぐに再就職しました(辞めた会社から遠く離れた中国地方での勤務)。でも前の会社のトラウマがあり、正社員ではなく特定派遣という形で働きました。仕事の重圧から解放され、サービス残業もない日々。それから約2年間、不思議なことにアトピーは終息し、薬が不要となる日が続きました。精神的なストレスがアトピー因子のひとつとは言われていましたが、ここまで顕著とは。病は気からとはよく言ったものです。

 その後、縁があり派遣されていた会社の社員となりました。勤務場所は関東地方になりました。暫くは何ともなかったのですが、次第に体に負担が蓄積したのでしょうか、猛暑の8月終わり頃、背中が急に痒くなり始め日を増すごとに段々と範囲が広がってきました。さらに暫く休眠していたコリン性蕁麻疹も出始めました。今までのように風呂上りはもちろん、夏場涼しい所から野外へ出ただけでも蕁麻疹がでました。マズイと思い、近所の皮膚科へ通いました。

 アトピーと寒暖差で起こる蕁麻疹が再発したので薬が欲しいと訴えると、ここの皮膚科医はろくろく肌を見ないでステロイド軟膏(リンデロンV、プロトピック)を処方しました。びっくりしました。また蕁麻疹は治すの難しいので出ないように気を付けてとだけ言われました。あと、アトピーの方向けに冊子を渡されよく読むように言われました。診察としてはいまいち、せめて肌の状態を診ないとね。いろんな医師がいるなあと思った次第。土日に診察していて通院に便利でしたが、なぜか半年ほどしてこの病院は突然閉鎖しました。

つづく