もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

夏期休暇が終わる

 

 1週間の休みが終わった。いろいろ予定立てていたがあまりできないいつも通りの休みとなった。強制力が働かないと何もしないのは昔からの習性であるのに加えて、なにもしない人というのが人生の目指す姿であったので仕方がない。ほんとに何もせずに休みが終わってしまった。

 

 コロナが猛威を奮っているし、外は殺人的な暑さだし、妻とも休みが合わなかった。近所のスーパー、図書館、いつもの病院へ行くくらいが日課で、外出の度に水浴びをして過ごした。唯一の大仕事はもう10年くらい利用していない、りそな銀行口座を解約したくらいである。

 

 図書館で借りた雑誌、日経ビジネスは『くすぶるな50代』という特集を組んでいた。50代は一部を除き、若手から働かないおじさんと呼ばれており、また働いていないように見え影が薄いため、別名妖精さんとも言うらしい。ほぼワシはこれら条件に合致する。

 

 明日から多くの妖精たちが集う住処(ワシの所属する部署)へ出勤する。