もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

徒然第五段 不幸に憂に沈める人

 

 『憂いに沈んだ人は出家せずに、家に引き籠るのが理想である。中納言源顕基流刑地で罪びとでなく普通に月を眺めたいといったのはその通りだ』という話。

 

 なにもかも嫌になったら宗教に走らずニートになれ!ということだ。さすが先生、わかっていらっしゃる。先生の助言に従い、現代日本では実践している老若男女は多いぞ。2020年で87万人ほどいるらしい。こんな昔から言われていたこと、着実に実行している現代人の多さに驚きです。中納言は帝の没後に出家したらしい。確かにこの時代ニートでは食えないからな。

 

 ワシも予備軍です。