もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

徒然第三段 万にいみじくとも

 

 『いろんなことに優れていても恋愛を好まない男はつまらん愚物である。しかし、がむしゃらにのめりこみ、女子から敬遠されるのはよくない。』

 

 先生の恋愛観であるが、週刊誌の安っぽい記事のようでもある。英雄、色を好むという。色を好まない人物は、それ即ち能力的に傑出していないともとれる。色を好むことは英雄であることの必要十分条件ではないが、必要条件であるのだ。

 

 そもそも、たとえいろんなことに優れていても、、、という仮定からして、羨望と嫉妬が見え隠れする。ワシは自分がいろんなことに優れている人間であれば、自分の人生変わってたと思うぞ。50年生きてきて残念ながらいろんなことに優れている人間ではないということがわかりました。