もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

徒然第一段 この世に生まれては

 ワシが私淑し目標とする徒然草の兼好先生に敬意を表して、その内容に関して勝手に思うところを書いてみよう。全部で243記事あるけど大丈夫やろうか。

 

 『人間、このようになりたいという欲望やプランがある。そのプランは学問や芸術などの世界で人から一目置かれるような目標であれば素晴らしい。そのほか、金持ちとか見た目が良いとか家柄良いとか権力が欲しいとかを目指すのはどうだろう、微妙』という内容。

 

 どこかで書いたがワシは子供のころから将来プランがなかった。野球選手になりたいとか医者になりたいとかパン屋になりたいとかいう類のやつ。卒業文集で将来は何もしない人になりたいというのが目標だったのだ。なかなか達観している。偉大な宗教家や思想家が古来から言っているように、この世は幻想、胡蝶の夢であることをなんとなく察知していたのかもしれん。というわけで壮大なプランは特にない。