もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

働けど

 

はたらけど はたらけど猶(なお)わが生活

楽にならざり ぢっと手を見る

一握の砂 石川啄木

 

初めて読んだ小学生の時、当たり前だが意味わからんかった。下手くそな短歌だと思った。何という事だろう。今、言葉が身体に染み渡る。そこでオマージュを考えた。

 

はたらけど はたらけどなお わが生活

会社辞めれず じっと株チャート見る

『一握の希望』 ぴよりんアイス

 

はたらけど はたらけどなお わが業務

人に振りたく じっと隣見る

『一抹の不安』 ぴよりんアイス