もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

コロコロしばちゃんを食す 

 

 藤井聡太棋士が十代で三冠獲得というすごい記録を作った。羽生さん以上の天才は出てこないと思っていた。世間が暗い中、嬉しいニュースである。才能あふれる若者はどうしてこうも神々しく素晴らしいのだろう。一方で才能が枯渇してるおっさん(ワシ)はどうしてこうも哀しく鬱陶しいのだろう。

 

 さて今回は獲得した叡王タイトル以外に話題となったことがある。対局中のおやつ時間に出されるお菓子にカップケーキ『コロコロしばちゃん』を食したということだ。叡王戦の主催者がペコちゃんの不二家なので、自動的に不二家の商品がラインナップとなる。その中でも敢えての『コロコロしばちゃん』である。これをチョイスする勇気にワシは感服した。案の定、1日経たずに『コロコロしばちゃん』はネット上で大ブレークし、売り切れ続出、不二家で入手困難な一品となった。

 

 さっそくこの情報を藤井聡太の熱烈ファンである妻へLine発信し、『コロコロしばちゃん』食べたいのーと申し出た。そうするとなんと会社の昼休みに不二家へ立ち寄り『コロコロしばちゃん』調達へ尽力頂いたのだ。しかも一軒目の店舗は売り切れだったという。近隣他店の在庫確認を行い、取り置きをしてもらっての入手となった。素晴らしい対応である。

 

 現地の情報によると藤井三冠が『コロコロしばちゃん』とチョイスを迷った『コロコロくまさん』の方は沢山余っていたようだ。不二家HPを見ると、しばちゃんもくまさんも構造はほぼ同じなので(しばちゃんは柴犬なので麿みたいな白眉がある)どちらでも一緒なのだが、実物しばちゃんを食べれたのは喜びである。今日一日、気の滅入る在宅勤務を行った甲斐があったというものだ。

 

 ところでコロコロしばちゃんは激アマであった。藤井三冠ほど脳を酷使しないため、当分は甘い物は不要と思われた。

 

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刮目せよ、これがコロコロしばちゃんだ!