もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

ただいまAIを勉強中

 

 最近やたらと会社でAI(人工知能)という言葉が飛び回っている。7月から12月にかけて技術系の一般社員全員にAI解析研修の受講が必須になった。管理職社員は必須でなく希望者のみだったが、ワシは申し込みを行った。AIに疎いおっさんはホントに使えねー、さっさと会社辞めたらいいのに、と若手から攻撃されるのを避けるためである。こいつらは、特に新入社員なんかはデジタルネイティブに近く、物心ついた時からパソコンやスマホがあるのだ。

 

 さて半年かけてエクセルの統計解析関数、Pythonのプログラミング基礎、AIディープラーニングを学ぶ。研修といえば昔は座学であったが、この研修はPCネットで各自勝手に進めるため24時間いつでも受講できる。半年後にある一定の進度に到達しない場合、会社から怒られる。

 

 エクセルの統計解析関数までは割と楽勝であったが、Pythonのプログラミングで躓いている。エクセルVBAを多少いじっていたので大丈夫かなと思っていたがなかなか大変だ。Pythonは今人気のあるプログラム言語の一つで、その理由は簡単であるからだと聞いた。しかし、いくら簡単といっても他の言語と比べて比較的ましというだけの話であって、プログラミング自体はそれなりに難しいと思う。やはり慣れが必要で半年から1年くらいは基礎の習得にかかるようである。

 

 忘れないように毎朝会社が始まる前の30分はPythonの練習をやっている。昨日やったことが次の日完全に抜けている。1歩進んで2歩下がる(バックしとるやんけ)日々が年末まで続く。