もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

琵琶湖疎水を歩く

 

 先日、鈍った体を動かすために少し遠出をして散歩をした。図書館で借りた関西山のぼり&ハイキングBESTコースという新刊にも掲載されていた琵琶湖疎水へ行くことにした。JR山科駅を出発点とし蹴上を目指すコースである。

 

 琵琶湖疏水。小学生の時、社会科で習ったもののまともに見たことが無い。案外近くで見れるのね。

 

 山科駅には25年ぶりくらいに降車した気がする。おそらく就職活動で山科にある金属メーカを訪問した時以来である(どうでもいいがその会社は最終の役員面談で落ちた)。駅前もデパートこそなくなっていたが非常にお洒落になっていた。

 

 山科駅から北上し疎水へ到達した。疎水に沿って散歩コースが作られているのだ。疎水沿いに中間地点である天智天皇陵を目指す。天智天皇陵の茂みにはなんと野生のシカがいた。京都と山科の間のちょっとした森にこんなのがいるなんてビックリである。

 

 気になったのが疎水の水量がえらい少ない。確か観光で船が行き来しているはずなのにと思って調べてみたら、1-3月は停水して掃除をするらしい。3月末から船の運航を始めるらしいぞ。

 

 疎水沿いには桜の木が植えられている。満開時にはすごい景観になるのだろう。あまり知らなかったのだが有名な桜の名所であるらしい。途中で掲載されている看板に誤記があったりして多少道に迷ったものの、天皇陵からR143を通り蹴上浄水場を横にそのまま四条まで歩いて電車で帰宅した。13600歩の10kmである。

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疎水沿いの桜 Googleマップより

 

 今回は山科駅から西へ歩いたが、疎水に沿って東に歩き大津へ抜けるのもいいかもしれない。今度行こう。

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マップ