先日、毎年恒例の医療費控除とふるさと納税寄付金の確定申告を行った。この作業はいつも憂鬱であるがそれなりの金額がバックされるので頑張って行いたい。毎年のことなので日頃から少しずつまとめていることや税務署提出書類も年々簡略化していることからやる気出せば1時間以内で作業自体は完了する。これを1日で一気にやろうとすると作業膨大で無理だろう。やはり毎日少しずつこまめに実行が基本だ。
いつも思うのは何で税システムはこれだけ複雑になっているのだろうかという事である。複雑にすれば徴収時に一般人は気づかないというのが定説であるが本当のところはどうなんだろう。会計士や税理士しか理解できないほど難解な制度って一体どうなってるねん。やっぱり何かおかしいと思う。ちなみにエストニアでは税制が簡略化されており、税理士や会計士が激減しほぼいないというのは有名な話。同時に電子化が進んでいることが税制簡略化に拍車をかけているらしい。
ものごとを細分化し、あらゆる詳細ケースに対応するのは公平な反面、非常にわかりにくく理解に手間や労力もかかる。誰もがシンプルさを望む一方で、個々のケースによる分類も望むという自家撞着に陥りがちだ。人間って複雑なのねー嫌になってくるわーと確定申告書類を作成しながらぼやいていた。