もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

人手不足なのにリストラ

 少子高齢化で人手が足りないという。にも関わらず連日の様に大手企業のリストラが報道されている。コロナのせいだけではない。この傾向は昨年度もそうであった。

 

 これは一体どういう事なのか。答えは明白だ。優秀で年齢が若く賃金が低く抑えられている人材が大いに不足しており、高給取りで口ばっかりで動かないおっさんの処分に多いに困っていると言う事なのだ。

 

 おっさんにも言い分はある。ワシらが若い頃は安い給料で休日無給出勤やサービス残業しまくっていたではないか。当時の窓際族のおっさんに高い給与を払う為にこき使われてきたではないかと。

 

 全くその通りなのだがそのシステムでは会社維持が出来ない時代になったので、おっさんも給与相応の働きをするか、さもなくばとっとと退職してよ、と言っているのだ。

そして大部分が給与相応の働きをする能力がないので早期に退職してくれやということだ。

 

 何てこった。時代の巡り合わせとは言え理不尽過ぎる仕打ちだ。歳を取ってもその人なりに頑張って働ける社会。世代間の分断が無く一緒に働ける社会。こんな当たり前の社会が日本から失われつつある。

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窓際おっさん