大阪都構想の影響でNHKがTV放送していた未来少年コナンの放映時間がずれこんだ。そのため録画失敗した人が続出したことがニュースになっている。なぜ40年も前のアニメがこんなに話題になるのかよくわからなかったが、デジタルリマスター版放映であることと、やはり時代を超えた名作であるからだろうと思う。
最近YouTubeで岡田斗司夫さんが各話の完全解説を行っている。これがなかなか秀逸で非常に面白い。コナンファンにとっては新たな視点や気づきを与えてくれる内容だ。
最も大きな気付きはオープニング歌の風景は残され島の隆起後に再浮上した建物や島(新大陸)の風景であり、エンディング歌の金色風景は新大陸に延々と続く麦畑を描いている、というもの。ラストに水平線が見えるではないか。ハイハーバーでは麦畑から海は見えないぞ。そうなのだ、歌は本編物語の未来図を描いたものなのだ。このしゃれた構成、30年間気付かなかったー。何度もDVDを見ているのに。そう思いながら歌を聴くと感慨深いものがありますね。