もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

アトピー診察(2020.9.18)

 前の診察から1か月たったのでまたまた薬を貰いに行ってきた。相変わらず相談することもなく、30秒診察だ。初めてこの漢方病院へ行ったのが2014年9/13なので丸6年が経過したことになる。通院記録を見るとせっせと通い続けて133回目の診察であった。2-3週間に一度、雨の日も風の日も律儀に通院した。ただただ薬を貰うために。この浪費した時間と費用の合計を計算するのが恐ろしい。そして肝心の初診当時と比べて現在のアトピー病状はどうか?と言われれば、ほぼ変化なし~やや悪化という状況である。

 確かにステロイドで日々コントロールはできるが、薬のランクと塗布日数が明らかに増加しているため『ほぼ変化なし~やや悪化』と言わざるを得ない。もちろん漢方薬を毎日飲んでいるからこの程度の症状で治まっているということもできるかもしれないが。

 

 下図にステロイド(頭皮と体にⅣ群マイルドとⅢ群ストロングレベル)とプロトピック(首顔)の塗布記録を示す。

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ステロイド、プロトピックの塗布記録

  2016/4以前は脱ステを行っており、5年ほど大阪のアトピーで有名な中医薬の病院に通っていたことは以前の記事に書いた。その5年は漢方飲み薬と塗薬で頑張ったが、次第に症状もお金も漢方臭もしんどくなり、ついにステに戻ってしまったのだ。グラフから経時で明らかに塗布日数が増えてきている。久々のステロイドは良く効いた。塗はじめは効果抜群だったのに、次第に効き難くなってきた実感がある。標準治療の皮膚科医はこの現象を否定するだろうけど、事実だから仕方がない。しかも2020年4月以降はマイルドレベルでは心もとないのでⅡ群ベリーストロング(ネリゾナ)も部分的に使い始めた。漢方を併用しているとは言え、これが丸6年の通院の成果である。

 

 医師もこの間、手を変え品を変え、季節や症状を見ながら様々な種類の保険漢方薬を試したが絶大な効き目は得られていない。慢性疾患の前では西洋医学東洋医学も無力なのだ。残念過ぎる。もういい加減に飽きてきた。ほんとに厄介な病気である。年齢とともに治る病気と言われて一抹の希望を持っていたのだが、、、。データを見ると最近はどうも違うらしいね。この考察はまた別の機会に。