もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

普遍的に人を引き付ける魅力とは

 古来より人の心を引き付けるものの一つにエジプトのピラミッドがある。それは不思議に満ち溢れているからだろう。はるか昔に重機も無いのにあんなでっかい石をどう切り出してどう積み上げたのか?正確な四面体は面の方角がほぼ狂い無く東西南北に建設され、内部には部屋が幾つも見つかっているという。入口の巨石扉はなんと可動式になっており腕一本の力で動く工夫がされているという。余りのハイテクさのせいで地球外知的生命体が工事現場を指揮監督しただの、かつて一度滅んだ超科学古代文明が存在しただの興味そそる仮説が乱立し、益々もって謎が謎を呼ぶ魅力となっている。この魅力たちを因数分解すると、時代に不釣合いなハイテク知識、圧倒的存在感を持つシンボル、未だ全てが解明されずチラリと覗き見せる遥か古代へのロマン、世界中の歴史専門家たちの論評に耐え、飄々と佇む姿、、、となる。

 

数式化してみよう。

 

ピラミッド魅力

=(科学知識)×(圧倒的存在感)×(すべて未解明)×(論評に耐え)×(飄々と佇む)

 

 これを人に当てはめると如何なる事になるだろう。数学的センスを醸し出し、圧倒的な威圧感、何を考えているのか凡人にはさっぱり分からず、メディアには注目される、その熱狂ぶりに追っかけまで出そうな人物、、、とは。

 そう、それはもはや鳩山由紀夫元総理しかありえないではないか。

 

鳩山元総理

=(工学博士)×(大学教授)×(宇宙人みたい)×(失言多数でもめげない)×(飄々と佇む)

 

 三段論法でいけば、ゆえに ∴ピラミッド魅力=鳩山元総理、となる。

どこで数式を間違えたのか、この結論には大変承服しかねる。

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ピラミッドとスフィンクス