先日、棚を整理していると外国紙幣がたくさん出てきた。ドル、ユーロ、元、ウォン、スイスフランなど多種にわたる。出張や旅行で行った際、帰りの空港で換金するのが面倒なため、残りをとっておいたものである。またいつか訪れた際に使えるからと思っていたが、再び訪れる機会などそうそうない。外貨タンス預金資産と考えてもよいのだが、保管していてもただの紙なのでいっそのこと円に換えることにした。
Smart Exchageという自動外貨両替機なるものがあるという情報をキャッチした。銀行窓口でいくら両替するのかという手続きもなく、外国札を装置に入れたらレートに合せて円が出てくるらしい。素晴らしい、ためしてガッテンということで街中のSmart Exchageを目指した。コロナ影響で外国人が少ないせいか、人だかりもなくぽつんとその装置は佇んでいた。下調べしなければ銀行のATMと間違えて素通りしそうな装置だ。早速画面表示されている対応可能な(12か国対応でした)紙幣を入れるとすぐに円に換金されて戻ってきた。すごい!
全種紙幣対応ではないようで、私が使用した装置では5ユーロ札と1元札、5角札ははじかれた。5角札以外は折り目のない新札だったので、一瞬、ひょっとして偽札か?と脳裏をよぎった。機会があれば他の装置で試してみよう。
手数料は確かに割高感がある(実際どうなんだろう、無人なので割安なのかも)が超便利である。しかし12か国紙幣対応って装置中身は一体どんな感じになっているのだろうか。12か国×札4種類としても60種を分別してストックしているわけである。科学技術の勝利である。人が機械に代替されていくまであと僅かと妙に納得してしまった。(少し?古いが銀河鉄道999の世界だ。←おっさんしか共感できない)