もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

アトピー履歴7

 中医薬漢方で治療を始め、ロボロの肌は落屑を繰り返しながら次第に強くなっていくのが体感できました。そして4か月後、ほぼ健常者と変わらないところまで回復しました。先生もにっこりで、プールへいっても大丈夫なくらいといわれました。そして症状改善の記録写真を残しました(多分まだ病院には治療前後の写真があるはず)。このとき漢方の力を思い知りました。多少お金はかかったけど、ステロイドを使わずにここまで回復するとは。漢方恐るべし。このまま維持できればと願うばかりでしたが、、、

 軟膏塗布や飲み薬の治療は頻度を落としながらも継続していました。1年間くらいはそこそこの状態を維持、しかしその後の経過は芳しくなく、再燃を何度か経験しました。そのたびに頑張って治療を行いましたが、以前のような劇的な効き目を感じることもなく、かさかさした赤い肌状態が続きました。首回りに常に落屑がある状態でした。そして通院し始めて3年間でいったん本格的な中医薬治療をやめることにしました(完全にやめたわけでなくたまに塗り薬だけもらい、ピンポイントで使用。飲み薬は他医院の保険漢方を使用)。理由は1.費用が保険適用でなく高額で経済的にしんどかったこと、年間60万くらいはかかっていた。2.それに見合った効果が得にくくなってきたことです。費用が安ければ継続していたと思います。この時のIgEは当初15800から2年後に9500まで下がりましたが、その後1年は同程度でした。ただこの3年はステロイド休止期間を得たと同時に漢方薬効果の一面を知れたということで非常にありがたいものでした。

 そして、新たに保険が適用され、かつ通院距離の短い漢方病院へと変わることにしました。続きは次回。