もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

安住の地を求める

暖かいのか寒いのか。先日は寒の戻りで東北は雪に。昨年に次ぎまた震度6地震が発生し新幹線が脱線。折角修復したのにまたすぐ建物亀裂が入るなど気の毒過ぎる。 かといって誰が悪いわけではない。ただただ悪いのは運とタイミングである。地震が起こるタイミ…

眼科へ行ってきた

緑内障疑いで定期検査へ行った。これまでの経緯はこんな感じ。 大阪A眼科:4年前に会社検診で緑内障の容疑者となってから年1検査。少しずつではあるが視神経が薄くはなっている。3年前から年2回検査。微妙だが視野欠損見られぼちぼち治療開始を考えてもいい…

管見妄語シリーズ 藤原正彦著 (新潮文庫) 

数学者、藤原正彦氏の本は昔から好きで出版されているものはほぼ読ませてもらった。文章の書き方、言葉の選択が他の文筆家にはない新鮮さを感じ、最初は数学者特有のものなのかと思った。 管見妄語は週刊新潮に連載している短編コラムを集めたものである。文…

入門者のPython 立山秀利 (BlueBacks)

約400ページの本書をようやく終了した。これまでに何度も図書館で借り、今回も借りた後1回延長までした。たぶん最初に借りてからは2年以上は経過している。 確かに内容を追ってコードを打ち込んでいけばプログラムは動く。けれどもこれを入門者用と言われて…

五十肩が痛い

いつものようにアトピー 薬を貰いに漢方内科へ行ってきた。いつもの薬に加えて五十肩の漢方ももらってきた。桂枝葛根湯である。最近、痛みで夜中によく目が覚めるために昼間めっちゃ眠い。 整形外科へ行っても原因不明でシップとロキソニンを渡されるだけな…

ワイヤレスイヤホンを買った

ワイヤレスイヤホンを購入。その出来の良さに今さら驚いている。PCで動画をみる際には家にあった有線イヤホンを用いてたが線が鬱陶しいため、勧められて購入した。 貧乏性でまだ使えるからついつい古いものを使ってしまうのだ。OA機器は今や使い捨てなので、…

電子図書館で日本史マンガを読む

会社近くの図書館で電子図書館が開通。未だ冊数は少ないが自宅PCやスマホで貸し借りができ、すぐその場で読むことができる。歴史漫画のラインナップが充実していたので登録した。 何冊か借りて読んだ感想。絵のレベルは今風で向上しており綺麗ではあるのだが…

徒然第十一段  神無月のころ

『10月ころに栗栖野を越えて山里に入ったところ、苔の細道を踏み分けた先にボロの庵がある。木の葉に埋もれる樋(とい)から滴る雫音しかしない。棚に菊や紅葉が置いてあるので誰か住んでいるのだろう。 こんなとこでも生活できるのかと感心していたら、庭の…

休日にJR島本駅付近を散歩して思ったこと

自分で自分のことについてべらべら話す輩が多い。他人が紹介しているとか、他人から喋ってくれと要請があってとか、ブログに書いとくから興味があれば、というならともかく、こっちが聞いてもいないのに、自分で自分のことばっかり話すタイプの人種である。…

神と語って夢ならず 松本侑子著 (光文社)

久しぶりに本を1冊きちんと読み通した。最近、集中力がなく本が長時間読めなかった。 本書は文庫本では隠岐騒動というタイトルに改題になっている。明治維新前後の隠岐島において農民と松江藩との対立を描いたものである。なんと代官を島から追放し世界初の…

徒然第十段  家居いえゐのつきづきしく

『よい人がのどかに住む家は趣があり大変よいが、大工が立派に建てた家は見苦しい。どうせ燃えたら住めない。家をみるとその住人の程度がよくわかるものだ。トンビが屋根に糞をするので左大臣が縄を張っているのを見て、西行がこいつ心ちっちゃと思った。一…