もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

一揆を起こしたい

財務省より報告! 2021年国民負担率(税金、社会保険)が48%で過去最高、なんと半分を税金として献上。(昭和45年は24.3%、平成元年は38.4%だったそう) これを受けて巷では江戸時代の農民の年貢である五公五民(収穫したコメの半分をもれなくご献上)と同じ…

将来の志望学部の遍歴

ワシは小さい頃からやりたいものがなかった。しいて言えば会社員にはなりたくないということだけははっきりしていた。なので大学を受験するときは大変困った。何学部へ行けばいいかわからなかったからだ。 高校生の頃、進研ゼミの通信添削をやっていた。その…

徒然第九段 女は髪のめでたからんこそ

『髪の綺麗な女子は人を魅了し、異性の心も魅了する。女子への思いは老人も若きも阿保もかしこも断ち難い。なので女子の髪で作った綱は象をもつなぎ留め、女子が履いた下駄で作った笛の音色には鹿が寄ってくる。この魅惑には自身を戒めなければならない』と…

ブログタイトル

もはやこれまで、と命名する時、当然ほかの案も幾つかあった。そのメモ書きが出てきたので考察してみよう。 無念のアラフィフ アラフィフの呟き アラフィフ定時ダッシュ もはやこれまでお命頂戴 アラフィフの乱 なんかどれもおんなじやないか。なかなか成長…

おつりってなに

100円で35円のお菓子と45円のお菓子を買うとおつりはいくらでしょう、という算数の授業で低学年の児童から驚くべき質問がでたという。 『先生、おつりってなに?』 デジタルネイティブの若い児童はお金自体あまり使わない。支払いはpayや電子マネーで支払う…

徒然第八段 世の人の心惑はす事

『最も人を迷わすものは異性であり、心を愚かにする。久米の仙人は女子を見て神通力(飛行の術らしい、ホンマかね)を失ってしまった、まあ仕方ない』という内容。 ワシと同世代の男はおばさんに、女はおっさんみたくなり、互いの差がどんどん小さく、あるい…

徒然第七段 あだし野の露消ゆる時なく

『この世の生物を観ると人間だけが長く生きている。カゲロウやセミはすぐに死ぬ。長生きすると恥をかくことも多い。なので40歳手前で死ぬのが見苦しくない。40過ぎると子供を愛し行く末を見たいと思って長寿を望む。とてもあさましい』という話。 このように…

医者という職業

最近youtubeで美容形成外科の高須先生(高須クリニックの父ちゃんは有名)と麻生先生の動画を見ている。いずれも視聴者質問や悩みに答えるという単純なものであるが、とても面白い。と同時になかなか良く出来た素晴らしい医師だと感心する場面も多い。TOKYO …

トマトジュースを飲む日々

人間ドックの血液検査で悪玉コレステロール値が171となったために、トマトジュースを飲むことにした。トマトジュースはコレステロール低下に良いらしい。そこで楽天ポイントを使ってドドンとトマトジュースを大量に仕入れてしまった。 トマトは体に良いイメ…

徒然第六段 わが身のやんごとなからんにも

『身分の高い人でも子供は持たない方が良い。前の中書王・九条大政大臣・花園左大臣はみな子孫が絶えることを願った。藤原良房も子孫が変なことをしでかしたら大変ではないかといったとか。聖徳太子も生前墓を築いた際に同じようなことを言ってたようだ』と…

徒然第五段 不幸に憂に沈める人

『憂いに沈んだ人は出家せずに、家に引き籠るのが理想である。中納言源顕基は流刑地で罪びとでなく普通に月を眺めたいといったのはその通りだ』という話。 なにもかも嫌になったら宗教に走らずニートになれ!ということだ。さすが先生、わかっていらっしゃる…

図書館司書の求人があった

市が発行している地元情報誌で図書館司書の応募があった。勤務先は学校の図書館、市立図書館となっていた。いろんな意味で図書館司書というものに多少の羨望があったのでこの仕事ええわー、転職したいわーと思ったものの採用契約1年間、時給951円と記載があ…

徒然第四段 後の世のこと

なんと1行だけ。 『来世のことを忘れず、仏の道に近いのは素晴らしいことである』という内容。 なんというか来世のことを想うのはおそらく生物では人間だけである。ほかの生き物は日常そんなことは考えない。来世どころか明日のことも考えない。今のことし…

徒然第三段 万にいみじくとも

『いろんなことに優れていても恋愛を好まない男はつまらん愚物である。しかし、がむしゃらにのめりこみ、女子から敬遠されるのはよくない。』 先生の恋愛観であるが、週刊誌の安っぽい記事のようでもある。英雄、色を好むという。色を好まない人物は、それ即…

徒然第二段 いにしへのひじりの御代

『古来の聖な政治を忘れ、一般人が困窮しているのを無視して、俺はえらいから豪華絢爛にするわーと言ってる輩はむかつく。高貴な人の身の回り品も質素なものでよい』という話。 質素倹約を強調している。社会主義国でないので配給制で全員平等に同じ服を着て…

徒然第一段 この世に生まれては

ワシが私淑し目標とする徒然草の兼好先生に敬意を表して、その内容に関して勝手に思うところを書いてみよう。全部で243記事あるけど大丈夫やろうか。 『人間、このようになりたいという欲望やプランがある。そのプランは学問や芸術などの世界で人から一目置…