もはやこれまで

隠遁を願うアラフィフ会社員。中学校の卒業文集で将来の夢は”何もしないひと”と書いた。あれから35年、夢も画力も変わっていない。

人間ドックへ行ってきた

 

 3年に一度の人間ドックのため、大阪医科薬科大学へ行ってきた。人間ドック専門施設で手際がすごく良いのでここを利用している。

 

 メインイベントの口から胃カメラでは3年前とは違ってオエオエしながら涙をぽろぽろ出しながら検査を行った。検査中、女医さんが非常にきれいな胃をしてますねー、問題ないですねーとか言いながら何か説明をしていたが、聞き入れる余裕は全くなく、いかにオエオエしないかに全神経を集中させていた。今思い出してもえずきそう。

 

 さて問題点が2点あった。

 一つはメタボ腹回り測定で3年前から9cmも増えた。検査の保健師がえっ!と言ったのでワシもえっ?と言った。再測したが値は同じであった。随分増えているが何か心当たりはあるかと聞かれたが、コロナで運動量が極端に低下したためですと回答した。これはおそらくその通りで、会社でも研究職から管理企画職になってからは一日中PC作業の日が増えた。在宅勤務ではほぼ動かない。体重は4kg増えている。内容は明らかに筋肉ではなく脂肪である。

 

 もう一つは血液検査の結果(すごい、その日に結果がでる)で、LDLコレステロール値が爆上がりしていた(170台)。これまでも比較的高く、正常と異常の閾値くらいで経過観察であったが、今回は明らかに正常範囲を超えていた。このまま上がり続けると薬ということらしい。食生活は乱れていないし、アルコールも飲まない、たばこも吸わないので原因がよくわからないが、正月明けの検査ではこのような人が多いらしい。妻と同じものを基本食べているのだが、なぜか彼女は血液正常で体重はへっているのだ。6月の会社健診で再考したいが、運動不足は一因だろうと思う。

 

 土日は運動しよう。駅前のスポーツジムの情報を妻が早速Lineで送ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

世界最高齢119才ばあちゃん、コーラを飲む

 世界最高齢のバアチャンが119歳を迎えたニュースがあがっていた。生まれは日露戦争開戦の前年という、生きる歴史書のような人物である。驚異的だ。

 

 それはそれでよい。ちょっと気になるなと思ったことは、コカ・コーラ社がお祝いに記念品を贈ったことである。バアチャンは炭酸飲料、コーラが大好きでよく飲んでいるという。案の定、コーラ片手にしたバアチャンの写真がTwitterで拡散されている。

 

 ワシ個人の穿った見方であるが、コカ・コーラ社はこの写真がネットで拡散することを見込んでお祝いを行っている気がしてならない。会社にとってバアチャンは良い広告塔であろう。コーラは糖分が多すぎとか、骨が弱くなるとか、虫歯になるとか、中毒性が強いとか、なにかとマイナスイメージが強い飲み物だ。コーラ大好きでよく飲むのに長生きする、しかも世界最高齢となれば、コーラってそんなに体に悪くないのではないか?と皆思うではないか。

 

 このイメージを世界に流布するには莫大な広告宣伝を会社は行う必要がある。かかる費用も莫大だ。それをお祝い記念品とコーラを手渡すことで済むのだから美味しい話ではある。もちろん会社はあからさまにそんな下品なことは口が裂けても言わないし、日頃ご愛飲頂いているお礼と細やかなお祝いですということなのであるが、本音は別のところにあるように思えてならない。なんだかんだ言っても資本主義社会における会社の存在価値、第一のミッションは儲けることであるからだ。相手の本音と建前はよくよく考えた方がよい。無料で善意で何かを他人のために行う行為ほど怪しいものはないと思っている。真摯なボランティアの事例のように、もちろん全部が全部怪しいわけではないが。

 

 というわけで素直にこのニュースに感動できないワシは資本主義的思考に大変毒されている。これはこれで悲しい話だ。

 

 

2022年の年明け

 

 相変わらず正月感が全くない。近所のスーパーは31日まで営業しているし、年明け2日から初売りをやっている。年越し蕎麦を食べるわけでなく餅を食べるわけでもない。年賀状も3枚書いただけだ。TVも見ないので世間の情報もあまり入ってこない。いつも通りの週末休みのようであった。

 

 新たに特筆すべき事項は元旦そうそうに下の前歯が欠けた。この間歯医者のチェックでは異常なしだったので虫歯ではない。耐久劣化かな。歯医者に行かねば。近所の天満宮へ行っておみくじを引いた。とても微妙な末吉であった。末広がりで将来に期待が持てるらしいが、これ以上は悪くならないという意味合いらしい。今年はいよいよ50歳の大台である。体力的にも、能力的にも前途は期待できないが、劣化しないように懸命に抗いたい。

 

 2日は天気が良かったので日光浴を兼ねてウォーキングをした。近所の古墳広場では凧揚げをやっている子供がいた。唯一正月らしい風景である。

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古墳の頂上から(頭の上に凧)

 

 

 

 

京都再発見プロジェクトで大原へ行った

 

 京都再発見プロジェクトを利用して小旅行に行ってきた。これは京都府民に適応されるもので京都の施設に泊まれば割引とクーポン券が貰え、実質半額くらいになる。遠方からでなく京都府民というのがポイントで移動も少ないためコロナ拡散もなく、クーポン券でその場でお金を落とすのが狙いと思われる。

 

 というわけで宿を物色して、大原の里に決めた。大原三千院のところだ。天然温泉もあるし割合に近い。12/25に泊まることにした。

 

 26日から大雪との報を受け、出発地は晴れてはいたが長くつを履いて出向いた。周りで長くつを履いてる人はいなかった。四条からバス1本で行ける冬の大原であるが、着いてみると田んぼが広がり、市内よりも寒く、観光季節から外れているためか人も疎らであった。外国人には人気らしい。どこが人気なのかいまいち理解はできなかった。折角なので三千院の門前まで行っては見たが参道沿いの店も閉じているところが多く活気はなかった。柴漬けなど大原の野菜を使った漬物が有名らしく、寒風の中、冷やしキュウリを食べている若者がいた。寒そうであった。

 

 門前で写真を撮り宿へと向かう。寂光院の近くの民宿である。なんと民宿は満員御礼であった。暇を持て余したワシらと同じことを考えているのであろう。8畳ほどの炬燵がある趣のある部屋だ。風呂もトイレも共同といういかにも昔風の民宿である。天然温泉に浸かり、一息して味噌鍋を食べた。この宿の売りらしい。なかなか美味である。世はクリスマス真っ只中であるが、そんな雰囲気は1ミリも感じられなかった。さらに温泉へ行き、夜9時ころに妻は限の界といい残して炬燵に足を突っ込みながら早々に寝た。ワシも9時半には寝た。そして朝5時には目が覚めた。早朝入浴の7時までやることが何もなかった。大原は恐ろしく寒かった。

 

 翌朝、明るくなると一面雪化粧であった。結構積もっている。さすがに天気予報は外れなかった。前日結構寒かったのだ。早朝、温泉に浸かっていたが事件が起きた。じいちゃんが間違えて女湯の脱衣所に入ってきたらしい。妻とおばちゃんは見られた!と苦言を言っていた。こういう処は日替わりで女湯と男湯の場所が毎日変わるのである。注意せよ。

 

 久々に食べる朝ごはん(普段起きてすぐの朝ごはんは食べない。水分摂取のみ。)は美味すぎて、妻は茶碗3杯を平らげていた。ちりめん山椒、手作り味噌、とろろ、生卵などこれぞ日本の朝食であった。

 

 雪が深くなる前にさっさと宿を出た。往路と違い帰りは同志社高校前の国際会館経由で帰宅した。バスは誰も乗っていなかった。大原は雪であるが街中は天気ががらりと変わり晴れていた。10時前には家に到着した。所要時間はざっと1時間30分くらいだろうか。

 

 大原はすぐに行け、懐かしい田園風景を楽しめる地である。でもワシはもう十分であると思った。なぜなら今ワシが住んでいるところのすぐそばがこんな感じであるからだ。

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人生は寝て食べて労働するだけ

 人生は寝て食べて労働するだけ、という文言にであった。昔も今も人間やるべき本質は変わらないと思った。雨風凌げる場所で寝て生命維持のために食い、次世代に生命のバトンを繋ぐ、それを実現するためだけに日々労働する。

 

 人も他の生物と変わらず、それが生物の本質。やはり本質はシンプルである。というわけで寝て食う以外は全て労働しようかなという感じになってきた。

 

 大体において自由な時間があると人間はろくなことを考えない場合が多い。これからの生活は、食う寝る労働だけにしよう。というか平日は既にそんな感じ。

 

 最近のワシの一日は判を押したように大体こんな感じだ。

6:00  起床(夏は5:30)、水分と軽食(マンナンこんにゃくゼリー)と漢方薬を摂取し、水筒(ホッティミネラル水)準備、クイックルワイパー床掃除、ごみまとめ

6:55      家を出る

7:45  会社着、着替えて業務開始

12:00 昼食、おにぎり  

19:30  業務終了、会社退勤

20:15  スーパー寄りお菓子買って帰宅

20:45  夕食と風呂

21:15  雑務など、洗濯とか

21:30 エアコンスイッチON

22:00 エアコンスイッチOFFして、消灯

 

最近1週間がめっちゃ早く感じる。

 

 

 

 

 

 

中国の商標登録

 中国はなかなか抜け目がない。眞子さまと小室圭という名前が中国で商標登録されているというニュースがあった。

 

 有名な例で言えば夕張メロンなんかもそう。中国で売る際は名前を変えて販売するか、権利料を払う必要あり。まこと腹立たしいが知財は各国毎に出願する必要がある。

 

 良い悪いに関わらず、中国は本当に抜け目無い。ボケっとしている日本とは違う。この辺り日本は島国で国境を接することがなかったから危機意識が甘甘である。大陸では隙を見せればすぐに攻め滅ぼされるのだ。

 

 

定期検診へ行く

 歯医者に4ヶ月ぶり、耳鼻科に2年ぶり行ってきた。歯医者は相変わらず奥歯が怪しいが経過観察。ありがたい。

 

 耳鼻科は耳奥がメキメキ音するのでそろそろかと思い、出頭。やはり小さな小豆くらいの耳垢が鼓膜付近で取れた。これは素人が取るのは無理。先生曰く耳掃除は可能な限りしない事。今や耳掃除はする必要がない、してはいけないというのが常識である。常識は時代で変わることが多いし、日本だけが異常ということもよくある。常識を疑いましょう。